2回の不合格の後、一度受験をスキップして、次の試験で再度受験し、合格しました!
応用情報技術者試験になかなか受からない!と不安に思っている人に向けて、記事に残します。
効率的な勉強法ではないかもしれませんが、一つの方法として参考にしてもらえるとうれしいです。
心持ち
1発で受かろうとしていなかった
良いのか悪いのかは別にして、1回で合格するつもりはありませんでした。
日中は仕事で忙しい中、仕事以外は資格の勉強に気をとられて仕事関係のことしか考えていない…という生活は絶対に避けたかったからです^^;
半年おきに力試しをする感覚で試験を受け、落ちたら冷静に「理解できている部分・理解していない部分」を整理して、理解していない部分の学習を深めて、次の試験へ望む…という感じ。(コスパは悪いですね…)
不合格だったとしても、知識は残っているので、再挑戦すれば、より知識のついた状態で試験に臨めます。
繰り返せば、いつかは必ず受かるだろうと信じて取り組んでいました。
応用情報を取得したい理由を明確にする
情報処理の勉強をしていると、現場の同僚とかに「資格なんて意味ない。実務経験が大事」と言われることがあります。
確かに資格の知識が実務に直結する、というのは難しいかもしれませんが、
資格の勉強によって、仕事で携わっている分野にとらわれず、幅広くいろいろな知識を吸収することができます。
といっても私が合格したかった一番の理由は「資格手当欲しさ」だったのですが、お給料が少しでも増えるために努力することはとても大事なことだと思っています。
余談ですが、合格後すぐに転職が決まったので、手当をもらったのは2か月程度でした泣
何のために資格を取るのか明確に周りの言葉に惑わされずに黙々と勉強していました。
午前対策
参考書を読んで、章ごとの問題集を解く
参考書は「応用情報・高度共通午前試験対策書(ITEC出版)」を使用していました。
また、イメージをつかむために図解がわかりやすい「すぐ理解できるオールカラー ニュースペックテキスト 応用情報技術者 2021年度版 (TAC出版)」も読んでいました。
勉強の進め方としては、1ページ目から黙々と読み進めるのではなく、興味のある章、とっつきやすい章から読み進めていました。
苦手な章(特に1章の基礎理論…)と興味のある章を交互に読んでみたり、興味のある章を読んで「〇〇⇒□章①参照」と書いてあったら、参照先に飛んで読んでみたりして、徐々に範囲を広げていました。
過去問道場を解きまくる
応用情報技術者試験ドットコムの過去問道場で過去問を解きまくります。
「今日は参考書でデータベースを勉強したから、ひたすらデータベースの過去問を解いてみよう」
という感じで、参考書で学習した分野に関連する問題を選んで、定着を図っていました。
午後対策
午前対策がある程度できている分野から取り組む
参考書は「応用情報技術者 午後問題の重点対策(ITEC出版)」を使用しました。
午後対策に着手するタイミングは、選択する分野の午前対策が一通りできている状態がよいと思っています。
勉強し始めの頃、よくわかっていない状態で午後対策の参考書に取り組んでみたことがありますが、
全然解けず、答え合わせの時に答えだけ覚えてしまって、設問の考え方が身につかなくなってしまったり、
繰り返し解いても答えだけ思い出してしまって考えることができなくなったりしてしまったので、
(そのせいで2回目不合格の後、半年勉強をやめて頭の中をリセットしました)
ある程度知識に自信のある状態で臨むとよいと思います。
選択問題は絞る
午後は選択問題があります。11分野の中から、1分野は必修(情報セキュリティ)、4分野を選択します。
4分野+予備で1分野を準備することも考えました。時間があればその方がいいと思いますが、効率重視であれば予備も用意しなくてOKです。
私は最小の労力で臨みたかったのと、選択肢が増えることで試験当日にどれを選択するか悩んでタイムロスにつながる可能性も考えられたので、4分野だけ勉強して臨みました。
過去問を10回分くらい解く
参考書だけだと出題パターンごとの問題を一つずつ解いて終わってしまうので、回数をこなして解き方を頭に定着させます。
「徹底攻略 応用情報技術者過去問題集(インプレス出版)」の、午後問題だけをひたすら解いていました。
書籍の過去問と、PDFデータの過去問を解くことができますが、PDFデータはipadで表示して横に置いてノートに答えを書いていく…という勉強の仕方をしていました。
何度やっても応用情報技術者試験に受からない?状況別に対策を考えてみた
参考書を読んだのに、問題が解けない
参考書を何周も読んでいるのに、いざ問題を解くと何を言っているのかわからない!という場合は、
参考書の内容が試験でどう問われるのかわからない状態で知識をつけているかもしれません。
参考書に「〇〇を問われるので注意!」と書いてある部分に注目してみたり、過去問を解いたりして、参考書の知識が試験でどのように問われるのか、意識して勉強するとよいかと思います。
勉強時間が足りない!
仕事や家庭が忙しく、計画的に勉強するのが難しいという場合は、
割り切って、1~2年かけて合格することを目指すのも手です。
だた、お金がかかってしまいますが、試験はなるべく毎回受けたほうがいいです。
試験までに、「午前だけは合格ラインを目指す!」等の目標を決めて、
目標が達成できたか評価する場にすると、モチベーションが維持できます。
とにかく覚えられない!
参考書を読んだものの、いまいち理解できない…という場合は
時間がかかってもいいので、「この章のここだけはきちんと理解するぞ!」と範囲を決めて取り組むのをおすすめします。
次の章で書いてあることがすっと理解できたり、別の章に書いてあることの理解も早まったりします。
焦らずに、一つ一つ知識を増やしていきましょう。
上記3点は、過去の自分に言っています笑
まとめ
応用情報合格までの勉強方法をまとめました。
この記事を読んで、応用情報技術者試験の試験勉強の参考になるとうれしいです。