【転職体験談:開発SEから未経験の社内SEへ】転職エージェント選びのポイントとは?

30歳を目前に、開発SEから、社内SEに転職しました!

転職活動を進めるにあたり、まず転職エージェント選びで悩みました。

  • IT業界専門の転職エージェント?
  • 大手転職エージェント?

私の体験から、転職エージェント選びのポイントをまとめてみましたので、ご参考にしていただければと思います!

目次

転職エージェント選びのポイント

売り込めるスキルが明確ならIT業界専門の転職エージェント

売り込めるスキルが明確な場合はIT業界専門の転職エージェントを利用すると効率よく転職活動を進めることができます。

社内SEとして売り込めるスキル
  • javaで開発業務の経験がある※内製システムの開発・保守向け
  • 問い合わせ対応やヘルプデスク経験がある
  • インフラ保守の経験がある
  • メジャーな(または希望の会社が利用している)システムの保守経験がある などなど

業界専門のエージェントさんは、求職者のITスキルと求人のマッチングのプロフェッショナルなので、

転職希望者の持っているスキルからマッチする求人をじゃんじゃん提案してくれる、というメリットがあります。

ただ、IT業界でも違う畑でやってきて、社内SEとして売り込めるスキルが明確に思いつかない!という場合は、IT業界専門のエージェントにこだわらなくてもいいのではないかと私は思います。

転職活動においては、昇給やステップアップのために同業他社へ転職するケースが一般的で、エージェントさん側からしても同業他社を紹介する方が道筋が明確でサポートしやすいため、同業他社の求人を候補に入れてくれる可能性が高いです。

(転職活動全般で言えることですが)「未経験だけど社内SEになりたい!」という強い意思や、明確な目的がないと、気づいたら勧められるまま現職と同じような職種の求人に応募し、トントン拍子で転職先が決まり、心の整理が追い付かないまま入社日を迎えるといったことになりかねないので、注意が必要です!

ご自身で納得できる結果であれば全然OKですが、「なんだか流されてるかも…?」と思ったら、「本当に目的にあった転職活動ができているか」を整理する時間をとることをおすすめします!

大手転職エージェントは全国にある支店周辺の求人が期待でき、基本的なサポートもあり

「社内SE」かつ「未経験OK」となると、正直、求人数はそこそこ絞られてきます。

大手の転職エージェントだと何より求人数が多いので、応募する求人の母数を確保する上では大手転職エージェントへの登録をおすすめします。

また、全国に拠点があるので、各支店の周辺にある会社の求人を保有している可能性が高いです。

都内以外の勤務地エリアを考えている場合は、支店が希望のエリアにあるかチェックしてみるといいかと思います。

私は支店が希望の勤務地エリアにある大手転職エージェントを利用しました!

面談や転職状況の相談などのサポートもきちんとやってもらえるので、転職初心者や未経験職種への挑戦でも安心して転職活動を進めることができます

サポート重視のエージェントを併用するのもあり

メインに大手転職エージェントを登録しておき、サポート重視の転職エージェントにも登録しておくのもありかと思います。

例えばパソナキャリアは求人数こそ大手に劣りますが、面談などのサポートが手厚いことを売りにしています。

オリコン顧客満足度(R)調査 転職エージェント 3年連続第1位(2019年〜2021年)を獲得しています。

  • 自分の転職活動に一緒に向き合ってサポートしてほしい!
  • 自分の適性がよくわからない。

という場合は、サポート重視の転職エージェントにも登録するといいかもしれません。

私の転職活動の進め方

転職活動時の状況

  • 30歳目前
  • 基本情報技術者の資格あり
  • ニッチな言語で開発業務をやってきた
  • 即戦力になれそうなセールスポイントが特にないので、年収は現状維持であればいい
  • 「社内SE×地元で働く」が最低条件
  • 会社の業種は問わない
  • 転職活動について、一般的なサポートは欲しいけど、自己分析して主体的に方向性を決めたい

という状況から、あてはまる求人は少なそうだけど、幅広い業種の企業の求人が出てきそうなエージェントを選び、決まるまでのんびりやろうと決めて、大手転職エージェント一つだけで転職活動をしました。

転職活動の流れ①5社に履歴書を提出

エージェントさんから紹介された求人は15社ほど。

比較対象として東京の求人や、同業他社の求人も出してもらっていて、希望通り「社内SE×地元」の求人としてはは5社のみでした。

希望以外の求人を含めていろんな会社に書類を送ると管理が大変そうだし、希望の求人への準備に時間が割けられないと思ったので、結局5社に履歴書を提出しました。

転職活動の流れ②書類通過は2社、採用は1社のみ

履歴書を出した5社中3社が「java開発経験」を条件に挙げていたのですが、私はjavaの開発経験がなく、ダメもとで応募していました。結果は案の定不採用。

2社面接に進み、結果から言うと、採用されたのは1社のみ

残念ながら面接で落ちてしまった会社は社員数が100名ほどの小さい会社で、面接で改めて説明を伺った際には、ヘルプデスクまわりから取引先様へのお茶出しもお願いしたいとのこと。

なんとなくフットワークの軽いなんでも屋さんを求められている感覚がありました。

また、求人には「産休社員のための補充要員」と読み取れる記載があり、「あまり長く働く想定ではないのかな…?」とも思いました。

転職後に実現したいイメージとは少々違ったので、ミスマッチによる不採用だったかなと思います。

社内SEとして働く」と一言で言っても業務の幅は職場の文化や従業員の規模によって結構違うようです。

例えば、従業員数が少なければ一人ひとりの業務範囲は広くなり、従業員数が多いと業務フローをきちんと作って運用したり、タスク管理をしたり等、業務管理的な側面が出てきます。

会社によって社内SEに求める具体的な業務は異なるので、自分のイメージに合う転職先を見極める必要があります

採用通知を頂いた会社については、主に下記が採用のポイントになったのかと思っています。

  • 平均的なコミュニケーション能力がある
  • お堅めの現場で設計書や要件定義書をきっちり作っていた経験から、ロジカルに考えて資料を作るのは得意なので、業務フローの整理などで役に立てるとアピールした
  • 20時間/月くらいの残業は許容範囲
  • 職場の平均年齢が若干高く、ポテンシャルを重視してもらえた

前職では大きいシステムのミドルウェアの開発をしていたので、転職して実現したいこととして「ユーザーの要望やシステムの全体像など把握できる状況でIT環境の改善に取り組みたい」と面接では伝えていました

最終的にはポテンシャルを期待頂いて採用して頂いた感じはありますが(汗)、

社内SEとして売り込める明確なスキルが無くても、転職の目的を明確にして取り組めば、採用したいと思ってくれる会社に巡り合うことはできるとお伝えしたいです。

特に昨今はテレワーク導入やDX推進など、社内SEの需要は高まっているので、チャンスがある状況だと思っています!

転職活動の流れ③採用通知を頂いた会社に入社

転職活動においては、複数内定をもらった上で比較検討したり、年収の交渉をしたりするのが王道の流れではありますが、現職に留まる理由が特になかったので、内定を頂いた会社に入社することを決めました!

まとめ

未経験で社内SEに転職するためのエージェント選びのポイントは、

  • 即戦力として売り込めるスキルが明確⇒専門エージェント
  • 都心以外の求人も見たい、未経験だけどとりあえず行動してみたい⇒大手エージェント ※私はこのパターン
  • 手厚いサポートで納得いくまで付き添ってほしい⇒サポート重視のエージェント

といった感じでしょうか。

社内SEの需要は今後も高まっていくと思われます。

採用枠を拡大する会社も今後増えてくるのではないでしょうか。

色々なIT技術に触れながら仕事ができる職種ですので、興味があればまずは情報収集してみてはいかがでしょうか。

お読みいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

30代前半のしがないOL。ゆるミニマリストに憧れている。
実家の犬と自分の部屋とKPOPとゲームが大好き。

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